ブシュロンでは、ダイヤモンド鑑定の世界的な権威であるGIA(Gemmological Institute of America、米国宝石学会)が定める基準において、Gカラー以上で、インクルージョン(内包物)が裸眼では確認できない、透明度VSクラス以上のダイヤモンドのみを使用しています。
ブシュロンの宝石鑑定士は全てのダイヤモンドを入念に選別しています。ダイヤモンドを評価する国際的な4つの基準、「4C」(カット、カラー、カラット、クラリティ)をみても、ブシュロンのダイヤモンドが素晴らしい品質であることがわかります。ブシュロンのダイヤモンドは、カラーはD、E、F、G、クラリティはIFからVS2のトップクラスのものに限られます。
すべてのダイヤモンドは、その石を身に着ける人と同じように、世界でたったひとつの個性を備えています。ブシュロンのブライダルコレクションでは、センターにセットされる0.20カラット以上のすべてのダイヤモンド(一部を除く)にGIAグレーディングレポートがついています。
常に羨望の的であるダイヤモンドは、その希少性と卓越した輝きで他を圧倒しています。純粋さのシンボルとして不動の地位を誇り、何よりも永遠の愛を想起させるダイヤモンドは、流行にとらわれず、時を超えて愛される宝石です。
炭素から生まれるこの結晶体の特徴は、一般的に「4C」と呼ばれる4つの基準で示され、これにより個々の石の品質を鑑定することができます。
ダイヤモンドのカットは、その石本来の形、サイズ、インクルージョン(内包物)に応じて決定されます。ファセットのひとつひとつが、ダイヤモンドに輝きとファイア(虹色)を与える光の反射を生み出す角度にカットされていきます。
エンゲージリングのセンターダイヤモンドには、ラウンドブリリアントカットが多く用いられていますが、その他の種類のカットも存在します。マーキースカット、オーバルカット、ペアシェイプカット、エメラルドカット、ハートカットなど、それぞれに独自の個性を持っています。
このようなカットについては、光の反射を最大限に引き出すための研究が進んでいます。こうして、ダイヤモンドは最高の煌めきと輝きを保ち続けるのです。
ラウンド
ブリリアントカット
オーバルカット
マーキースカット
ペアシェイプカット
ハートシェイプ
カット
エメラルドカット
プリンセスカット
ラディアントカット
クラリティとは、光が反射を伴いながら、止まったり妨げられることなく宝石を透過する状態とその質を表します。ダイヤモンドのクラリティを鑑定するには、その石が持つインクルージョン(内包物)の数と位置を調べる必要があります。インクルージョンは宝石の形成に関連した構造的現象であり、宝石の均質性に影響を与え、結晶体、固体、点、雲などの形状で宝石の中に現れます。
ダイヤモンドのクラリティはGIA(米国宝石学会)の国際基準によりIFからI3までのランクに分類されています。
ダイヤモンドのカラーはGIA(米国宝石学会)が定めた国際基準によってDからZに分類されます。Dカラーのダイヤモンドは完全な無色で、Zカラーのダイヤモンドは黄色がかった色合いをしており、輝きは弱まります。ブシュロンが選ぶのは、DからGまでのグレードの、変わらぬ輝きを持ち続ける最高品質のダイヤモンドです。
ホワイトはもっともよく見られるカラーですが、ダイヤモンドには300以上の色調が存在します。いわゆる「ファンシーカラー」と呼ばれるダイヤモンドです。カラーダイヤモンドはほぼ無色のダイヤモンド10000個に1個程度の割合で存在すると計算されています。非常に希少なカラーダイヤモンドは自然の奇跡と考えられ、極めて高い評価を得ています。
カラーレス
二アリーカラーレス
ベリー フェイント
イエロー
フェイント イエロー
ライト イエロー
カラットはダイヤモンドをはじめとする宝石の重さを量る単位で、1カラットは0.20gに相当します。カットの方法はダイヤモンドの重さによって決定されますが、重さだけがダイヤモンドの価値を決めるわけではありません。前述の3つの基準も同様に極めて重要な要素です。
どんな重さでも高品質なダイヤモンドになり得るのです。
ブシュロンがお客様にお約束するのは、最高品質の宝石とダイヤモンドをご提供することです。しかしダイヤモンドの真の価値は、それに関わる人の心の中に宿ります。永遠の愛を誓う男性がその証として贈るダイヤモンドには、まさにその価値が溢れているのです。
1858年以来、世界中の王侯貴族や、マハラジャ、そして恋におちた男性たちが、意中の人に贈るための数々のジュエリーをブシュロンにオーダーしてきました。
ヴァンドーム広場とブシュロンは、今なおダイヤモンドの輝きと共に光を放ち続けています。パリは永遠の愛の都、ブシュロンは独自のスタイルと感動に満ちたジュエラーなのです。