ホワイトゴールド、ダイヤモンド
1858年、フレデリック・ブシュロンは創業したパレ・ロワイヤルのアーケードに自生するアイビーに心を奪われました。
以来、アイビーはメゾンのコレクションにたびたび登場し、様々な姿を見せてきました。
ダイヤモンドがちりばめられた生命力あふれるアイビーの葉が首もとを飾り、壮麗なスタイルを演出します。
1887年、当時「世紀のオークション」と呼ばれた、世界一有名なジュエリーのオークションのひとつがルーヴルで開かれました。それはフランス王家の宝飾品のオークションでした。
世界中の名門ジュエラーたちの中で唯一のフランス人だったフレデリック・ブシュロンは、それぞれ18カラットと16カラットの有名な「マザラン」ダイヤモンド、さらにはオークションで値段が高騰したウジェニー皇后の見事なダイヤモンドのひとつを落札しました。
フレデリック・ブシュロンがこの豪華な宝石を落札したという噂が流れたとき、パリ中が本当の注文者は誰なのかと尋ね合いました。実はフレデリック・ブシュロンは、リングに仕立てて、永遠の愛の証として妻ガブリエルに贈るために、このダイヤモンドを手に入れたのでした。
以来ブシュロンは、愛のジュエラーとして知られ、恋に燃える男性たちがエンゲージメントリングを選びに来ることが伝統になっています。
ホワイトゴールド、ダイヤモンド
¥11,800,000
ラウンドカット ダイヤモンド1,049個(計9.71カラット)
ホワイトゴールド
Ref.: JCL00967